さて、先日、2017年12月13日の話し合いについて、お知らせしていこうと思います。
実は、20年前に西表島エコツーリズム協会と言う団体を設立しました。
非常に難解な、「エコーリズム」と言う言葉を上陸させたと、今思うと島にとって衝撃的なことをしたと考えています。
今の島の様子と当時はだいぶ違い、
カヌー、カヤックを使ったツアーと言うものは数えられる程度でした。
あれから20年と言う時間が流れる中で、ドバッと増えて100近い業者が現在では島の中で事業展開をするようになりました。
しかし、当然問題になりはじめています。
結局利用するフィールドが同じ場所になってきて、夏場のハイシーズンは狭いところでの適正な利用を脅かすほどになっていると私ならずとも島民も感じていると思います。
そんなときに世界自然遺産登録に向けた動きが、沖縄県を先頭にして、加速し始めます。
今から3年くらい前になりますかね。
なんだ!これって愚痴っちゃうほどの、分厚い資料がどっさりと……。
しかし、西表島の住民にはなかなか説明がないままに、今年の夏の後半から住民説明会が、関を切ったように始まる。
それでも、住民達は説明会にあまり集まらない。
そして、ガイドを集めたワーキンググループが始まり、各フィールドの問題点を洗出し、代表者を決めた。
さらに、適正利用に関する検討委員会と言うも。
これはフィールドの利用状況を知ったうえで、今後は適正かどうかの判定会と言うものになるでしょう。
そして、昨晩西表島エコツーリズム協会の中に「ガイド部会」が開かれた。
第2回目の集まりです。
そこでガイド部会長に指名された。
大変重たく受け止めています。
次回の集まりは年を越えてからになります。
ガイド部会はどんな活動をしていくでしょうか?
この20年間、できなかったことを一気に推し進めて…。
実を言えば、国や県、町への意見を一番言って動かしているのは…。
同時に島の中の空気を変えられるか……。
中神(文)
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