西表島は多湿な島
西表島は年間の平均湿度が70%と、とても多湿な島です。
湿度が高い分、お肌の保湿にはいいのですが、ちょっと油断するとカビが生えたり。。。
湿気に弱い素材のものには良くない気候です。
西表島に住んでみてわかったことが、革製品はカビが生えやすいということ。
キーケースなどの小物類は革を使っていたのですが、塩水や湿気に負けてしまいます。
ご旅行の際も、海辺や湿度の高いところでの革製品の取り扱いには十分注意してください。
弊社では防水バックを無料で貸し出ししているので、水辺でのツアーでは必ずご使用ください!
多湿だからキノコも生える
そんな湿度が高い島ですので、秋になると、秋の味覚「キノコ」が生えてきます。
いろんな種類のキノコが生え、キクラゲだったり、シメジだったりは見分けがつくのですが、
白いキノコや、かさにツブツブがついているキノコや、真っ赤なキノコなんかは見分けがつきません。
いかにも毒々しいキノコが生えていたり。
うかつに手を出すと大変なことになりそうな予感です。
本州の方でもプロのキノコ採りさんでも当たって死亡したなんて話をザラに聞くので、
ましてや西表島のキノコとなったら、手を出さないのが賢明なようです。
赤いキノコとの出会い
そんな中、ツアー中、山道を歩いていると、明らかに齧られたあとのあるキノコを発見!
しかも、かさが赤い。
赤いキノコをみると、いかにも毒がありそう。
ぱっと見、ドクベニタケのようでもあるし、ニシキタケのようにも見えるし。
全く判別がつきません。
ドクベニタケなら大変、胃腸系に強い中毒症状をおこしてしまうキノコです。
でも、ニシキタケなら食べれるキノコだし…
イノシシが齧ったのでしょうか?齧られているってことは食べても大丈夫なの?
もしかしたら、齧ったイノシシはお腹こわしているかも…
なんて考えが、天使と悪魔のように頭の中をグルグルします。
「これって食べれるんじゃない?」「いやいや、赤いキノコだよ。絶対毒あるじゃん。」
なんて考えが行ったり来たり。
専門家の指導の下、食べましょう
とりあえず、「触らぬ神に祟りなしというように、写真だけ撮っておこう」という結論に。
西表島の山の中ではいろんなキノコが見れますが、むやみやたらに齧ったりしないでください。
キノコを食べる時は専門家の指導のもと食べたいですね。
キノコを見ることができるトレッキングつきのコース>>>【滝】ピナイサーラの滝つぼ&滝うえコース:P2
ガイド飯田(写真/文)