Last updated: 11/28/2012 23:56:10
2005年3月23日(水)の夕方の6時過ぎでした。
LBカヤックのスタッフが天気予報を見ようとテレビをつけると、そこに「本日午後2時40分頃・・・」シーカヤックツアーの遭難のニュースが流れました。
私はそのとき、打ち合わせ中でスタッフの大きな声でテレビを見に駆け付けつけました。
その後数日間の地元西表島での捜索活動には、多くの方々の協力がありました。
しかし、3名の無事は、確認できませんでした。
数日の捜索で、一人乗りのカヤックは発見されましたが、遭難者のガイドと参加者の親子3名は今日現在(2005年4月24日)も依然として行方不明のままです。
この遭難のニュースは、全国を駆け巡り、カヤックを漕ぐ全国の面々や西表島のファンの方々に多くの心配をおかけし、さらに励ましもいただきました。
そしてその日から1ヶ月を経過しても、衝撃は未だにガイド中神、・・・10数年ツアーを開催してきた者にとって、大きな風穴が開いたままでいます。
その穴を埋めようと、日々様々に考え行動しております。
今、島の中で、今回の遭難を教訓に「安全」をいかに確保するかの、取り組みが始まろうとしております。
それは、今後二度とこのようなことの無いように努めてゆきたいと考える結果です。
この取り組みに、島の全ての業者が参加することを願います。
また、遭難後しばらく「デラシネカヤックス」のホームページが下げられていましたが、その後、再度アップされました。
その努力と誠意に真摯に応えるためにもリンクをここに張りたいと想います。
決して彼らの遭難が無駄にならないように、中神明は勤めたいと想います。
多くの皆さんのご理解を求めたいとも考えております。
デラシネカヤックス・リンク
http://www10.ocn.ne.jp/~deracine/
2005年4月24日
(有)エル・ビー・カヤックステーション
代表 中神 明
http://lbks.jp/jiko/jiko053.htmより転載