狩猟期間解禁!
イノシシ料理は限定商品
年末も差し迫った11月、西表島でも狩猟期間が解禁されました。
西表島で狩猟と言えば、イノシシ!
狩猟期間は11月15日から2月15日までと決まっているので、西表島でイノシシが捕れるのも2月15日まで。
獲ったイノシシは猟師さんが自分で食べたり、島内のレストランへおろしたりと様々ですが、夏を過ぎたあたりからは、食べられるお店も少なくなってきます。
西表島では人気のイノシシ料理。
人気過ぎて冷凍して保存してあるお肉も食べ切っちゃうほど。
猟師さんたちも、前年や前前年のイノシシの数などを見ながら狩猟数を決めているので、数が限られてきます。
旅行者だけでなく、島の住民にも人気の料理なので、すぐに売り切れてしまう料理でもあります。
限定商品なので、見かけた方は、ぜひチャレンジしてみてください!
西表島の御馳走
西表島では、昔から島の御馳走と言えば、イノシシ。
西表島では方言で「カマイ」と呼ばれ、「カマイ汁」という汁ものにして食べられるのが一般的。
レストランによっては、通称「イノチャン」と呼ばれるチャンプルー(炒め物)にしたり、タタキで食べたりとバリエーション豊富な食材です。
年によって違いますが、11月終わりごろから獲れ始めるイノシシ。
2018年は、11月24日のツアーで西表島奥地の川をカヤックで漕いでいると、前方に見慣れない漁船を発見。
近づいてみると、船に乗っていたのは、なんとイノシシ!
猟師さんがチャーターした船だったようです。船を操縦しているオジイも「イノシシ獲ったよ!!!!」と嬉しそう。
今年初イノシシに、見ているこちらまでテンションあがりまくりです!
2018年は夏の時期に干潟や海沿いの崖地で、よくイノシシを見たので頭数が多い年なのかもしれません。
これから続々と獲れてくるだろうイノシシ。
西表島へ来た際は、ぜひ、イノシシ料理を食べていってください!
西表島でイノシシ料理を食べるなら>>>西表島の民謡ライブレストラン‐キッチンイナバ‐
西表島のイノシシは「クセが弱い!」
イノシシと聞くと「臭いんでしょ?」とよく聞かれますが、西表島のイノシシはさほど臭みは気になりません。
調理方法が雑だと、毛が入っていたりする時もありますが、レストランで食べれば、丁寧に調理されているので大丈夫。
西表島のイノシシは「リュウキュウイノシシ」という種類のイノシシで、どんぐりを食べていることが多いです。
肉の味が濃く、噛めば噛むほど味が出てくるお肉です。
脂身も甘いので、ジビエ料理の中でも食べやすい印象。
関連記事>>>西表島にいる小柄なイノシシ「リュウキュウイノシシ」は美味しい!?
近くの石垣島では、イノシシを食べれるお店はほとんどないので、西表島島内で食べてもらうのが一番!
自然の中に入るだけじゃなく、美味しいもの食べるという楽しみも増える時期でもあります。
西表島の冬は、イノシシ料理を食べてあったまってください!
ガイド飯田(写真/文)