西表島の自然を体験するツアーガイドという仕事を通じて、豊かな自然や島での暮らしについてを綴っています。

幸せの赤い鳥。『アカショウビン』

5月も後半。気温は30℃を超える日も多くなってきました。

季節はうりずん(初夏)を迎えております。

 

このうりずんを知らせてくれる鳥が今回の主人公。

『リュウキュウアカショウビン』です!

鳴き声はこちらから。

 

 

綺麗鳴き声ですね。早朝と夕方。鳴き声はよく聞こえます。

 

なかなかその姿を見ることは難しいのですが稀に私たちの前に姿を現します!!

そのときの必死の写真がこちら!!

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緊張してブレます。笑

 

それくらい興奮してます。

そして、ようやく撮れました。

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『リュウキュウアカショウビン』は全身が真っ赤なカワセミの仲間です。

普通のアカショウビンに比べて、体は少し紫がかっています。

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それがまた上品で美しい。

 

英語では “Ruddy Kingfisher “。。

英語にするとさらにかっこよく聞こえますね。

 

エサは主に小さな動物。虫やトカゲ、カニ、ヤドカリ、などなど。

八重山のアカショウビンは特にヤドカリが好きな個体が多いのだとか!

貝殻を岩にたたいて割って中の本体を食べるのです!

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そしてこの、たらこ唇がなんとも言えませんね!笑

 

現在は恋の季節。

オスはメスのハートを射抜くべく必死に鳴いています。

今から梅雨明けくらいが一番綺麗な鳴き声が聞こえる時期です。

そしてカップルになるとタカサゴシロアリの巣に穴を掘り、

自分たちのマイホームを作ります。

 

声も姿も素敵なアカショウビン。

今年もたくさん癒してください。

 

ガイド廣瀬(写真/文)

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