西表島へ来島される方の多くが「石垣島宿泊」の方が多いように見受けられます。
石垣島は竹富町の各島々へのフェリーの起点となっている島なので、島々を回りたい人は「石垣島宿泊」を選ばれることが多いようです。
石垣島宿泊でも、八重山の離島めぐりを楽しむことができるので、いいのですが
石垣島から、各離島に行く際に注意してもらいたいことがあります。
その注意してもらいたいこととは…
1、夏季はフェリーが混雑します
7月~9月は夏休みシーズンです。夏は観光の方が多く、レストラン、居酒屋、ホテル、フェリーと様々なものが混雑します。
ピークになると、観光の方の数がお店の収容数を超えてしまい「居酒屋難民」が発生してしまうほどの人です。
そのように人が多いので、島間のフェリーも必然的に混雑してきます。
西表島の航路で言うと、自然体験、アクティビティを楽しもうとする方は基本的に「上原港」集合のことが多いです。
特に石垣島7:40発や8:30発の便は混雑することが多いです。
乗れないことはほとんど無いですが、フェリーの定員をオーバーしてしまうと、次の時間の便になってしまうこともあるようです。
フェリーに乗れないってことを回避するには、事前の準備をしておくことが必要となります。
チケットは早めに購入しておく、予約しておく
石垣島から八重山の離島のフェリーは大きく2社あります。
「安栄観光」「八重山観光フェリー」の2社で共同運航を行っています。
どちらの会社でチケットを購入しても、2社のフェリーどちらでも乗れるっていう仕組みです。
「どっちでも乗れるなら、どっちで購入してもいいじゃない」と思うかもしれませんが、
WEB割引など、それぞれで少しずつちがってくるので、それぞれの会社のホームページを見て検討してみてください。
いずれにしても、必ず乗りたかったら片道(往路)だけでも予約しておくことをおススメします。
予約ができなかった、忘れていたって方は、当日朝に早めにフェリー乗り場に行くことをおススメします。
乗船時間の約15分前には船に乗ることが可能なことが多いので、
30分以上前にチケットを購入し乗船口に並んで待つとスムーズに乗せてくれることもあります。
島に住んでいる人は、早い人では乗船の1時間前に並んでいるって人もいるぐらいで、
ちゃんと並んで待つってことも重要になってきます。
2、駐車場は事前に確認しておく
石垣島の離島ターミナルを出発するフェリーですが、泊っているホテルからレンタカーでフェリー乗り場に移動する
って方も増えてくるのが夏のシーズンです。
フェリー乗り場付近の駐車場は駐車できる台数が決まっているため、レンタカーで行ったはいいけど、車止めるところがないっ!
ってことになったりもします。
基本的にはバスなどの公共交通機関やタクシーを使っていただいたり、フェリー乗り場近くの宿をとったりしてもらったほうが個人的にはおススメです。
それでも、泊りたい宿が乗り場から遠い、などの方は、あらかじめ駐車場を複数確認しておくということをおススメします。
フェリー乗り場近くには複数パーキングがありますので、前日にしっかりと確認しておいてください。
また、早めの行動を心がけることも大事です。
早めに行くと駐車場も空いていることが多いので、朝は早めにフェリー乗り場へ行って、フェリー乗り場で朝ご飯ってのも可能です。
乗り場には食事処や軽食が買える商店も多数あるので、ぜひチェックしてみてください。
3、着替えは必ず持っていく
西表島で自然の中へ入る方は必ず着替えを持ってきてください。
フェリーは濡れた格好では乗船を断られることがあります。
自然の中へ入る予定がない人も、念のために着替えは持っていたほうがいいです。
亜熱帯の気候ですから急なスコールで全身びちゃびちゃってのも考えられるし、
入るつもりはなかったけど、きれいな海見ていたら入りたくなっちゃったってこともシバシバ。
離島の自然の魅力をたっぷりと堪能するためにも、着替えは準備しておいたほうがいいです。
ほかにも、靴だけじゃなくて簡易的なサンダルも持ってきておくとかすると意外に重宝します。
水辺が多い島なので、靴が濡れて気持ち悪いなんてこともしばしば。
足元は濡れるものなので、島人はだいたい冬でもサンダルで過ごす人がとても多いです。
郷に入れば郷に従えではありませんが、その土地に住んでいる人のマネをしてみるってのもいいかもです。
みんな、快適に過ごせるような工夫をしていることが多いので、島スタイルを真似してみてください。
まとめ
西表島で大自然を楽しむためには、西表島に来るときに必ず乗らなくてはならないフェリーの乗り方に注意したり
楽しんだ後のことを考えて準備したりする必要があります。
特に「早めの行動」「交通機関のチェック」「着替えの準備」は忘れないようにしてください!
それでは、西表島へのよい旅を!!!
ガイド飯田(写真/文)